シトクロム(cytochrome)
酸化還元機能を持つヘム鉄を含有するヘムタンパク質の一種である。1886年にMacMunnによって存在が指摘され、1925年にKeilinによって酸化還元機能を持ち好気呼吸に重要な役割を持つことが実証された。別名、チトクロム、サイトクロム。シトクロームなどと伸ばすこともある。好気呼吸を行う生物群からまず発見されているが、現在では全生物に見つかっているといって良い(光合成を行う生物、嫌気呼吸を行う生物からも見つかっている)。16S rRNA 遺伝子の塩基配列とともに、シトクロムのアミノ酸配列も系統解析に用いられることが多い。